移民多様化ビザプログラム (抽選)
「永住権抽選」または「グリーンカード抽選」として知られる移民多様化(DV)ビ ザ・プログラムを通じ、アメリカ政府は毎年5万件のグリーンカードを発給します。抽選の当選者は、コンピューターを利用した完全に無作為な方法で選出され ます。当選した場合、本人とその配偶者、及び21歳未満で未婚の子供全員に、アメリカ永住権を申請する権利が与えられます。
以下、応募の際の注意点です。
1)一緒に申請する「子ども」は、未婚で21歳未満であること。養子や継子、同居していない場合も含みます。
2)配偶者の情報は別居している場合でも明記します。ただし、法律的に離婚している場合は必要ありません。
3)申し込みは1人1回限り。
4) 当選はコンピューターで無作為に選ばれ、当選者には締め切り後、翌年5月から7月の間に通知されます。当選者は翌年の9月30 日までに手続きを完了しなければなりません。
この抽選永住権の申請は、少しのミスも許されません。 現 実に毎年約3割の申請が無効となっています。よって応募時の申請代行をプロに任せることも重要ですが、弁護士に任せる重要性は、むしろ応募時よりも当選後 に真価が発揮されます。
亡命者(Asylum)と難民(Refugee)の法的保護
亡命者保護と難民者の地位は、自身の安全のために母国を離れ、母国に戻ることを恐れている人達が利用できる特別な法的保護です。亡命者なのか難民者なのかは、単にあなたが申請をした時点で、どこにいるかによって決まります。申請時にアメリカ国外にいる場合は「難民」認定の申請となります。一方で、ビザを用いて、もしくは不法にアメリカに入国して、すでに境界もしくは国内までたどり着いている場合「亡命者保護」認定の申請をします。
申請が許可された場合、どちらのステータスでもアメリカに無期限に滞在することができ、労働する許可をもらえます。また、難民として入国、もしくは亡命者保護として承認されてから一年以内にグリーンカードを申請することもできます。
亡命者または難民保護の資格を得るには、以下の必要条件を満たさなければなりません。