L-ビザ(駐在員、管理職、特殊知識ビザ)

多国籍企業の社員が、米国内の親会社、支社、系列会社、子会社へ転勤する場合は企業内転勤者ビザ (L-1ビザ) が必要になります。 
 
L-1ビザを申請するには次の条件を満たさなければなりません。  

  • 米国に勤務地がある会社で、米国国外に関連会社、親会社、支店、またはジョイントベンチャーがあること
  • 管理職または役員であること、もしくは専門知識を有し、米国の会社でそれらを要する職務に従事すること  
  • 申請者は転勤を命じる米国外の組織で過去3年のうち少なくとも1年間管理職または特殊知識を必要とする職に就いて勤務してきたこと、また申請者は米国において同一の雇用主または系列企業に勤務することになること 
  • 米国での雇用主が申請者のためにLビザ請願書I-129を移民局に提出し、許可されること 

L-1ビザの主な利点は、L-1が付与されている役員または管理者が、EB-1で永住権 (グリーンカード) を申請することができるということです。 この申請者は、第一優先労働者として考えられているので、永住権を受ける機会を増やすことができるのです。

※L-1ビザは最大7年まで更新可。但しマネージャー以上の管理職に限定。

※L-2ビザは最大5年まで更新可。但し特殊知識を必要とする職に限定。

※L-1ビザ保持者は永住権申請可。配偶者ビザ保持者は就労許可書を取得後、アメリカで労働可能。

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